基礎知識

無職でも借りられるカードローンは存在するのか?

カードローンを利用したいと思うのはお金が足りないからであり、無職の方であれば生活していくためにカードローンを利用できないかと考えるのは切実な問題でしょう。

では無職の方はカードローンを利用できるのでしょうか。その点について解説していきたいと思います。

実際無職で即日借りられるカードローンはあるのか?

まず無職の方がカードローンに申し込んだ場合、即日借りられるカードローンはあるのでしょうか。
カードローンを扱う会社でも、消費者金融系カードローンと銀行系カードローンでは条件が異なってくるため、それぞれについて解説していきます。

●消費者金融系カードローン

アコムやプロミスなどの消費者金融系カードローンは、法律上は「貸金業者」という分類となり、「貸金業法」という法律に基づいて営業しています。

この貸金業法には「総量規制」というルールがあり、法律で貸金業者は利用者の年収の1/3を超える金額の貸付ができないことになっています。

そのため本人の年収が0円である無職の方への貸付可能額は0円、つまり無職である時点でお金を借りることはできません。

●銀行系カードローン

一方で銀行系カードローンは、「貸金業法」が適用されないため、「総量規制」の対象とはなりません。
そのため、お金を借りる本人が無職でも、例外的に貸付を受けられる場合があります。その場合とは、以下のようなものです。

 ① 専業主婦(夫)で配偶者に安定収入がある
 ② 無職の学生で、親(親権者)に安定収入がある

これらには、返済に必要な安定収入が確保されているという点が共通しており、この「安定収入」を担保にお金が借りることができます。

カードローン会社は貸したお金を返してもらえなければ成り立たないので、この「安定収入がある」ということがほとんどのカードローン会社で貸付の条件となっています。

結果として「安定収入のない」無職の方は、この貸付条件を満たすことができず、銀行系カードローンであってもお金を借りることができないのです。

この貸付条件は、カードローン会社が健全な運営をしていく上では欠かせないものともいえます。

にもかかわらず、もし安定収入のない無職の方にも貸付を行っているようなカードローン会社があれば、何か訳があると思って疑った方がいいでしょう。

働いていない状態で借入れ自体は可能なのか?

無職で働いていない場合、専業主婦(夫)や学生で限り、原則としてカードローンで借り入れを行うことはできません。

カードローンで借り入れを行うために必要なことは、まず「安定した収入」を確保することです。

もし仮に無職のままカードローンでお金を借りたとしても、全く収入のない状態では返済することができませんし、いつまでも無限にお金を借り続けることも当然できず、結局は問題の解決になりません。

もし病気やその他の事情で働けないというのであれば、カードローンを利用する以前に、生活保護などの社会保障制度を利用できないかを考えましょう。

そうではなく、仕事を選ばなければ働ける状態にあるのであれば、まずはアルバイトでもなんでもいいので仕事を探して働き、収入を得ることを考えましょう。

またカードローンを利用することを考えるのであれば、ただ収入があるだけでは足りず、「安定した」収入があるということが求められます。

そのため日雇いや短期のアルバイトではなく継続して働けるものが望ましいといえます。

また無職でなくなれば、無条件に貸付を断られるということはなくなりますが、確実に貸付を受けられるというわけではないので、その点は注意が必要です。

無職でカードローンの審査に通ることはあるのか?

無職でカードローンの審査に通る可能性があるのは、ちゃんとしたカードローン会社であれば、前述の通り①専業主婦(夫)で配偶者に安定収入がある、あるいは②無職の学生で親(親権者)に安定収入があるのいずれかの場合です。

①の専業主婦(夫)の場合では、銀行系カードローンであれば、配偶者に安定した収入があることを証明できれば、本人が無職であってもカードローンの審査に通る可能性は高いといえます。

ただし借入可能額は10〜50万円程度にとなることが一般的です。

②の学生の場合では、銀行系カードローンであれば、親に安定した収入があることを証明した上で親の同意書を提出すれば、本人が無職であっても審査に通る可能性があります。

ただし銀行系カードローンでも専業主婦(夫)の場合に比べて審査は通りにくく、借入可能額も10万円程度に制限されます。

そのため、無職の学生であれば、わざわざカードローンを利用する必要性はあまりなく、直接親に借りた方がいいのではないかと思います。

また年金生活者や家賃収入や株の売買益・配当などの不労所得のある方などは、無職であってもカードローンの審査に通る可能性があります。

ただし個別に問い合わせを行なった上で、収入を証明する書類を提出するなど、同じぐらいの収入がある場合でも、無職でない場合に比べて条件は厳しくなります。

これ以外の場合には、無職であることがネックとなってカードローンの審査には通りません。

借入れ中失業した場合はどうすれば良い?

カードローンは無職であれば、原則利用できません。

ただし、これは新たにカードローンを申し込む時点での話で、無職となる前にカードローンに申し込み、審査に通っていれば、その後失業して無職になったとしてもカードローンを利用することができます。

このように無職となる前カードローン利用しており、利用中に無職となってしまった場合には、その事実をカードローン会社に連絡することになっています。

転職などための一時的な失業で、返済などに全く支障がないようであれば、カードローン会社に連絡していなくてもすぐに問題となることはありません。

無職になったことを連絡した途端に契約を解除されて一括で返済を求められるようなことは基本的にないので、無職となったことを連絡するデメリットは特にありません。

逆に返済が滞ってしまってから無職になったことを伝えるのは印象がいいとはいえないため、無職となった時点で連絡しておくのが無難です。

特に次の仕事が決まっていないなど、いつまで無職の状態が続くかわからないような場合には、返済が滞ってしまう可能性が高くなるので、失業して無職になった場合には、なるべく早くカードローン会社に連絡するようにしましょう。

カードローン会社は、あなたを信用してお金を貸してくれています。

なんの連絡もなく支払いが遅れた場合に比べて、あらかじめ無職となってしまったことを連絡しておいた方が印象は良くなりますし、返済条件などについて配慮してもらえることもあります。

まとめ

無職になると、働いて収入があったときよりもお金が足りなくなる可能性は高くなります。

ただ、無職となってしまったあとではカードローンを利用することは難しいのが現実です。

そもそもカードローンは、一時的にお金が足りないという場合には、つなぎとして役立つ存在ではありますが、決して万能なものではありません。

もし無職になってしまいお金が足りないのなら、どうすればカードローンを利用できるかを考える前に、どうやったら収入を得られるのかを考え、まずは働くことが大切です。

アルバイトでもいいので収入を得ながら、お金の心配を少しでも減らした上で、今後どうしていくのかをしっかり考えていけばいいのです。

無職で収入のない状況から、少しでも収入が得られる状況に変わるだけでも精神的には楽になります。

そうして最低限の生活の基盤を整えることが、新たなスタートを切るための第一歩となります。

ここまでくればカードローンに頼らなくても良くなっているかもしれませんし、次の一歩を踏み出すためにお金が足りないのであれば、カードローンを利用できる可能性も高くなります。


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