
あー今月遊びすぎてお金全然足りないなぁ。
とりあえずお金借りたいけど、いい方法ないかなぁ。
とりあえずお金借りたいけど、いい方法ないかなぁ。

それなら「カードローン」がおすすめですよ。

おっさん誰?

(失礼だな・・・)私はお金のプロとして、お金に関するアドバイスを仕事としている「杉山」です。
「お金借りたい」という大きな声で独り言が聞こえたので。
「お金借りたい」という大きな声で独り言が聞こえたので。

え、声に出てたのか・・・。
まぁよくわかんないけど「カードローン」がどうおすすめなのか教えてよ。
まぁよくわかんないけど「カードローン」がどうおすすめなのか教えてよ。
「よくCMとかでは見るけどカードローンとは実際にはどんなものなんだろう?」
「どんな仕組みになってて、お金を借りられるんだろう?」
カードローンを利用してお金を借りたいと思っているけどカードローンがどんな仕組みなのかわからないと申し込むのは不安だと思います。
そこで、今回は「そもそもカードローンとは何なのか?」、「どういった仕組みなのか?」ということをわかりやすく解説したいと思います。
そもそもカードローンとは何なのか?
カードローンとは担保・保証人なしで融資を受け、分割で返済することが可能なサービスです。クレジットカードのキャッシングや住宅ローンやカーローンといった「一般的なローン」とは何が違うのかについてはまた後程説明をします。
まずはシンプルに「お金を借りられるサービスなんだ」と理解いただければ大丈夫です。
仕組みをわかりやすく解説
それでは、どういった仕組みでカードローンというサービスは提供されているかを次に見ていきましょう。ATMなどで簡単にお金を引き出せる
まず、カードローンを利用したことがない方からしてみると疑問に思うのは、「お金の借り方」だと思います。これはいたってシンプルで、発行されたカードを利用してATMで借りたい金額を入力するだけです。
そうするとATMから指定された金額の現金が出てきます。
また、今では口座振替サービスを提供している会社もとても多いです。
口座振替サービスでは、電話やインターネットで申込みをすることで口座に指定した金額を振り込んでもらえるサービスです。
限度額内であれば借入が自由
カードローンの仕組みで特徴的なのが「限度額内であれば何度でも借入ができる」という点。よく知られている住宅ローンやカーローン(自動車ローン)、教育ローンなどはあらかじめ決まった金額を最初に借りて、その後追加で借入をしないのが一般的です。
それに対してカードローンの場合には限度額内で何度でも借入ができるので、例えば限度額が50万円の場合には最初のカードローン利用で5万円を引き出して、その1週間後に10万円を引き出す、というようなことが可能です。
タイミングによって借りたい金額が変わることはよくあるので、ケースに応じて借りる金額を変えることができるのは大きなメリットですね。
使い道が限定されない
カードローンのもう1つの特徴は「使い道が限定されていない」という点です。例えば住宅ローンであれば、住宅のためにしか資金を使うことはできませんし、自動車ローンであれば、車のためにしか資金を使うことはできません。
それに対してカードローンであれば、娯楽費、生活費、入院費など基本的にどういった目的であっても資金を使うことができます。
借り入れしたお金をどのように使っているかは以下のレポートが参考になります。
日本賃金協会アンケート: http://www.j-fsa.or.jp/doc/material/report/150930.pdf
ただし、一般的にカードローンは事業用途で借りたお金を使うことを許可していないので、その点だけは注意しましょう。
もしも事業のためにお金を借りたい場合には、「ビジネスローン」と呼ばれる事業用のカードローンがおすすめです。
キャッシングの仕組みとはどう違うのか?
普段からクレジットカードを使っている方からすると、クレジットカードの「キャッシング機能」とどう違うのか疑問に思われるかもしれません。結論から言うと両者は似てはいるのですが、若干の違いがあります。
以下でその違いを解説していきたいと思います。
一括か分割か
基本的にはクレジットカードのキャッシングは一括返済、カードローンは分割返済となります。例えば10万円という金額を借りた場合に、キャッシングでは決められた引き落とし日に10万円が一括で口座から引き落とされ、カードローンは支払い期日までに分割で返済をしていきます。
以下のイメージを見てもらうとわかりやすいと思います。
金利はキャッシングの方が高め
キャッシングとカードローンを比較すると、キャッシングの方が金利が高めに設定されていることが多いです。例えば以下はJCBの発行しているクレジットカードのキャッシング金利とカードローンの金利の比較表になります。
名称 | 金利 |
JCBキャッシングリボ払い | 15.00~18.00% |
JCB FAITHキャッシングリボ払い | 4.40~12.50% |
知っておきたいカードローンの種類
カードローンとはどういったものか分かってきたら、次はカードローンの種類を見ていきましょう。カードローンは大きく分けて、「銀行系」、「消費者金融」、「信販系」の3種類のカードがあります。
銀行系
「銀行系カードローン」とはその名の通り、銀行が発行しているカードローンを指します。以下で銀行系カードローンの特徴をチェックしていきましょう。
総量規制の対象外
銀行カードローンの最も大きな特徴とも言えるのが「総量規制の対象外」という点。総量規制とは年収の3分の1以上融資を規制するもので、現在カードローンの中で総量規制の対象にならないのが、銀行系のカードローンです。
年収の3分の1までという上限がないため、他のカードローンよりも大きな金額の借入をできる可能性があります。
金利が低い傾向にある
銀行カードローンはその他のカードローンと比較して、金利が低い傾向にあります。例えば、金利が低いことで有名な住信SBIネット銀行の「MR.カードローン」の最低金利は0.99%となっています。
利息を少なくして、返済の負担を減らしたい場合には銀行系のカードローンに申し込むのがおすすめです。
収入のない専業主婦(主夫)も申込み可能
基本的にカードローンは「安定した収入」がなければ申し込むことができません。何故なら借りたお金を返せる見込みのない人にお金を貸すことは、賃金業者からしてみたらリスク以外のなにものでもないからです。
また、総量規制のルール上、もしも年収が「0」だった場合は融資できる金額も「0」になってしまいます。
したがって、収入がない専業主婦は普通はカードローンを申し込むことができません。
ところが、銀行系のカードローンに限っては総量規制の対象外なので、収入のない専業主婦でも申込みが可能になっています。
消費者金融
続いて消費者金融のカードローンについて解説していきたいと思います。消費者金融とは個人向けの融資を行う賃金業者のことで、有名なところだとアコムやモビット等があります。
よくCMなどでも流れているので、イメージがしやすいのではないでしょうか?
消費者金融は以下のような特徴があります。
無利息期間がある
消費者金融の嬉しいサービスがこの「無利息期間」です。例えばアコムやプロミスであれば最大30日間金利が0になるので、その期間で返済ができれば全く利息を払わずにお金を借りることが可能となります。
一部在籍確認が書類のみでOKに
在籍確認とは、勤務先として登録している組織に本当に所属しているのか?を確認するもので、カードローンの審査時には在籍確認をするのが一般的です。ただ、カードローンを申し込んでいることを周りに知られたくない場合には、在籍確認はできるだけ避けたいと思います。
※在籍確認の電話ではサービス名などは名乗らないので、周りにバレる心配はありません。
条件にもよりますが、一部の消費者金融では書類の提出のみでこの在籍確認を乗り切ることができる場合があります。
その他のカードローンではそういったことはないので、これはかなり大きなメリットです。
銀行カードローンと比較すると審査に通りやすいと言われている
消費者金融のカードローンは銀行系のカードローンと比べると、審査に通りやすい傾向にあると言われています。なので、審査が不安な場合には消費者金融の発行しているカードローンを選ぶのも1つです。
ただし、あくまでも傾向なので全員に当てはまるわけではありませんし、消費者金融のカードローンに通らなかったら銀行カードローンも絶対に通らないという意味ではありません。
信販系
あまり聞き馴染みがないかもしれないのが、この「信販系カードローン」です。信販系カードローンとは、クレジットカード会社などが発行しているカードローンで、代表的なものにJCBやオリコの発行するカードローンがあります。
それでは、信販系カードローンの特徴を見て行きましょう。
特典やサービスが充実している
クレジットカード会社が発行しているという点を利用して、信販系カードローンでは特典やサービスに力を入れているところが多いです。例えば、オリックスVIPカードローンであればホテルの宿泊やレジャー施設が優待価格で利用できたり、オリックスが提携しているレンタカーのレンタル料を割引してもらえたりします。
金利が比較的低い
銀行系のカードローンほどではありませんが、信販系のカードローンも金利が低いです。有名な3枚の信販系カードローンの金利は以下のようになります。
名称 | 金利 |
オリックスVIPローンカード | 1.7%~16.8% |
JCB CARD LOAN FAITH | 4.40%~12.50% |
CREST(オリコ) | 4.5%~18.0% |
3種類のカードローンの比較表
銀行系カードローン | 消費者金融 | 信販系カードローン | |
金利 | ◎ | △ | ○ |
審査 | △ | ◎ | ○ |
限度額 | ◎ | ○ | ○ |
総量規制 | 対象外 | 対象 | 対象 |
無利息サービス | なし | あり | なし |
よく理解して利用すれば怖くない!
カードローンについての理解は深まりましたか?カードローンがどんなものなのかが分かると、これまでに思っていた「怖い」「怪しい」というイメージがなくなると思います。
実際、クレジットカードのキャッシングなどと比較してもカードローンの金利は低く、カードローンの利用はとても優れたお金を借りる手段だということがご理解いただけたと思います。
あなたも是非これを機にカードローンに申込みをしてみてくださいね!

なるほどね~。
カードローンって思ってたより全然便利そうだなぁ。
カードローンって思ってたより全然便利そうだなぁ。

そうなんです。
利用したことがない人からしてみるとカードローンはなんだか怖いイメージがあるかもしれませんが、便利な上に金利もキャッシングなどと比較して低いんですよ。
利用したことがない人からしてみるとカードローンはなんだか怖いイメージがあるかもしれませんが、便利な上に金利もキャッシングなどと比較して低いんですよ。

杉山さんありがとう!
俺もう少しカードローンについて勉強してみたくなったよ!
俺もう少しカードローンについて勉強してみたくなったよ!

それはよかったです。
知っておきたい知識はまだまだあるので、1つ1つ学んでいきましょう!
知っておきたい知識はまだまだあるので、1つ1つ学んでいきましょう!